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それはひとつのアニについて。
- 2015/02/23(Mon) -
気が付いたら大人になっていた。

何これ、なんだこれ。
思っていたより、ずっとずっとあっけなかった。
でも、確実に何かは変わっていったし、その痕もちゃんとある。

嬉しいとか悲しいとかは度外視して。
昔の、ただただそれを怖がっていたよりもある意味では成長した。
けど純潔を純粋を重んじるならばそれらは確実に無くなってきている。もう白くはない。

ただ愛されたいだけなんだけどなあ。
ぼんやりとしたエロスでは人間の幸せにはたどり着けないのかもなあ。
……なんて言ってみたりして。

そうそう大人は何事も具体的にわかりやすく。
子供の抱く浮遊したカオスは刻まれ整頓されて、もれなく重力に縛られて。
なんてことにいちいち従ってられますか。
私はボクは、そんなフリだけしながらこれからもずっと、
世界と遊んでいくんだから悪しからず。
善悪も何も関係ない。ボクの中の楽しさが全てだ。
私の思いを捨てて殺して、生きていく意味がどこにある。
私は私のまま生きて、死んで、笑っていってやるんだから。
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深夜か未明かそれとも何か
- 2014/02/06(Thu) -
何だか去年は奇数の月に更新していたようだった。
それも、思い出したように一つずつ。
もはや息継ぎすら億劫と思うようになったのか
それとも吐き出す言葉さえも忘れてしまっているのか
「いるのか」ってあたりに未練とプライドを感じるよね。

こうしてどうしてまだ生きていて
もう学生も黄昏という感じ。
いや、もう暮れてしまっているのかも。
暗闇の中で日付が変わるのを、息を殺して
待っているのか おびえているのか 
はたまた期待していたりして。
新しいこと。そこに逃げられるのかな?

こう入り口を変えてみても、
同じような道筋に戻ってくるのは直した方がいいなあ


ってな感じで、深夜の逃避行おーわり。
書くもの書かないと門は開けてもらえないからねー。

あの頃は中也と同じ二十九で死ぬんだろうと思っていたのだけど、
このままだとまだ続きそうで、怖いよ
漠然と、焦燥に駆られて
ただ、ペンは走らない。

御そまつ。
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くうをかく
- 2013/12/03(Tue) -
こうやって少しずつ忘れていって
いつかミイラも残らないような砂地だけが残るのか
あの時の熱も 音も
流し続けた涙も血も
果てはあの痛みさえも忘れて
遠くとおく隔たれてしまう
果ててしまう

ひとことのあいさつもなく
一瞬の躊躇もなく
まるで突然の雨のように
その気配に気が付きもしない
意識の糸を揺らすことなく
ましてや失いつつあるという実感など
思いもしなかった
かつての私

今はもう この舌を震わすことさえできず
瞳はただ見えることのない景色を探す
幻聴にも成らない音の欠片を掻き集め
触れることの叶わぬ彼方へ指を伸ばす
ああなんて愚か
こんなところまで
失って捨て去って
得られたと叶えたと
思っていた私さえもう無くなってしまえば
残された私は波間に死んだ魚のように
消失を夢見て沈むだけ 
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電界彷徨
- 2013/05/01(Wed) -
耳に蓋してさっきからずっと
何億万個のライトの点滅
回線回路の明滅観察
打っては長押し繰り返しては
ペンの形の画像が消えない

べたつくくらいの優しさが
眼底から溢れるくらい
声が聞きたくなっちゃった?
そうだねそうして満たしてく
君の理想の女の子
わたしと誰かと誰かを足して

引き出しを暴くように
ずるずると手を伸ばす
まるでわたしを迎えるように
待っているのはそうじゃないのに
欲しいものは全部わかってるんでしょう?

息をひそめてじっとまつ
既読の文字が浮かぶのを
まっ白の背景の中
冷たい文字列 熱い機体
この関係は電波を通してだけわずかに光る
それと気づいて震えだす
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飼い殺されたセンシティブ
- 2012/11/01(Thu) -
たとえばこれくらいの秋の陽気

その休日の朝と昼

全部の窓を開け放って

かすれた大気を家に呼ぶ

半袖でいるには寒いから

パーカーのジッパーを上げてはみたけど

よく考えたら首のうしろ

いつもよりも空いていた

他人のふりして抱きしめる

あのマンガのワンシーンがどうしてもみつからなくて

本棚を荒らす午前午後

気付けば指がかじかんで

十四時には傾く西日が嫌い

ボクハマダネムクナイノニ

鉛筆で書かれたミュージックビデオの

鉛筆らしくないそのタッチをこすりたくて

いらいらと叩くキーボード

猫の泣き声が神経にくる

ああ今日もこぼれてしまう

衣替えも終わっていないのに。




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